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兄妹とは?(その3)

日記の日付: 2004年10月22日金曜日
日記タイトル: 兄妹とは?(その3)コメント| トラックバック

うちで起こった事件を思い出そうとすると、すべて長男のことばかりが思い出されます。男の子ということも大きな要素でしょうが、それ以上に長男であることが大きいのだと思います。何かやらかすのはきまって長男です。

基本的に、長女は長男がやらかすことを見て育っています。どんなことをすると怒られるのか、どこまでなら大丈夫かを自然と見極めることができるようになっているよう。その一方で、長男が怒られるのを見ているが故に常に親や大人の目を意識しているようにも見える。どこか窮屈な感じがする。なにか成長を示すようなことをなしとげても、親にとっては一人目の子で経験していることですから、その時のような感激はありません。とてもいい子なので、ちょっとかわいそうですが、これは2番目の子の宿命ですね。

一人っ子はどうだったかと振り返ってみると、長男のような側面はもちろん持っていましたが、日常の生活で友達と過ごす時間以外は親(特に母親)と過ごす時間が多いところが妹にいる長男とは大きな違いかと思います。うちの母親は、お花の先生をやっていたり、お茶やお琴を習っていたりと外にでていることが多く、ものごころついた頃からよく家で一人で留守番をさせられました。母親に連れられて外にでるとあっちこっちで母親の立ち話につきあわされるので、大人の会話を聞く機会が多かったと思います。ただ待っているのに飽きてくると、自然の親の会話の内容を理解しようとし始め、いつの間にか状況も理解できるようになりました。これはこれで役に立ったにはたったのですが、こどもらしさを押し込めてしまったような気もします。また、理不尽なことを言う弟や妹もいませんでしたし、力を背景に何かを無理強いする兄や姉もいなかったので、説明してもわからない、という状況はあまりありませんでした。こういったことを経験していないところが、一人っ子の弱点なのでしょう。理屈が通じない世界を小さいときに体験していないので、頭では理解できても感覚的に理解できないのだと思います。

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