子育て雑記帳
兄弟とは?(その2)
日記の日付: 2004年10月19日火曜日日記タイトル: 兄妹とは?(その2) (コメント| トラックバック)
次女の誕生で一番影響を受けているのは、やはり長女です。次女誕生までは、一番年下でしたし、長男はすでに自分の興味で自分の好きなことに熱中する歳になっていましたから、長女は妹が誕生するまで自分のペースで両親と遊ぶことができました。ところが、次女が誕生して環境が激変。どちらか一方の親は、次女の面倒を見ていますのでなかなか思い通りに遊んでもらえません。どうしてもお兄ちゃんが遊び相手になるのですが、ものがわかっているとはいっても所詮8歳。ゲームや遊びで自然に妹を勝たせてやるなどといった高度なことはできません。どうしても途中で喧嘩になってしまうことが多く、長女が自分を主張して大声を上げ始めるとお母さんに二人とも怒られるというパターンを繰り返しています*。
一方で、次女が生まれるちょっと前からそれまで見向きもしなかった人形に興味をいだくようになり、「メルちゃん」のような赤ちゃん人形で遊び始めたときに次女が誕生したものですから、長女は次女のことをとてもかわいがっています。また、自分が小さいときの写真に妹がよく似ていることもかわいがってくれる理由の一つみたいです。次女が泣いているとあやしてくれますし、自分の保育園に行く前に立ち寄る次女の保育園では持ち物の準備やおむつ替えを手伝ってくれたりします。次女は、大きなメルちゃん状態で長女のなすがままですが、次女も最初からそうでしたから兄や姉の安定しない抱っこにも全く不安を覚えないようです。最近になって、体重増加が著しい次女を抱っこできなくなってきましたが...(抱っこしてやりたくても重すぎてできない)
もっとかまって欲しい気持ちと妹をかわいいと思う気持ちで複雑なようです。次女誕生前よりも頻繁に「抱っこして」とか「肩車して」というようになりました。大声を上げてぐずることもしばしば。長女のぐずり声は、お母さんを刺激するらしく頻繁に怒られています*。兄妹のいないものぐさ父さんにとって、兄弟間のものの取り合いや喧嘩は想像がつきますが、5歳も歳の離れた兄妹で親を(潜在的に)取り合うってことは意外でした。別の日記でも書きましたが、長男に妹が生まれたときにどう思ったかを訊くと「くやしかった」と。その時は、全く気がつきませんでしたが、今の長女と同じ気持ちだったのでしょう。こうやって、兄妹って(兄妹のいる子として)育っていくんですね。
関連絵本* 余談ですが、赤ちゃんの泣き声を母親(女性)と父親(男性)の二人に聞かせると母親(女性)の脳の方が強く反応すると何かの本で読んだことがあります。長女がわめく声が赤ん坊と同じ声の高さに近いのが、お母さんを(お父さんより)苛立たせる原因かもしれません。