絵本の雑誌（読み聴かせのすすめ）

おすすめ絵本　by ものぐさ父さん

絵本雑誌の定期購読

これまでご紹介してきたように、私自身がこどものころ『こどものとも』、『かがくのとも』を毎月買ってもらっていたので、長男が１歳になる直前ぐらいから『こどものとも（0・１・２）』の定期購読を始めました。定期購読といっても、毎月本屋さんに頼んで取り寄せておいてもらうだけでしたが、その後も引き続き年齢に合わせて『こどものとも』シリーズの購入を続けました。おかげで長女が産まれた３歳の頃には、すでにかなりの数の絵本がありました。

■ こどものとも

「こどものとも」は、1956年に創刊されて以来、常に日本の絵本界をリードし、出版し続けてきた絵本です。

毎月、冒険やファンタジーの楽しい物語、日本や世界の昔話、動物、乗物、生活など、バラエティーに富んだ内容で発行していきます。これまでに厚生大臣賞をはじめ、多くの賞を受けています。また、アメリカやヨーロッパの各国、そしてアジアのほとんどの国で翻訳されて、高い評価を得て数々の賞に輝いています。

定期購読をおすすめする理由

バラエティに富む内容が、子どもの興味を引き出します。
子どもの興味は成長とともに変化してゆくものです。様々な内容の絵本を読み聞かせると、子どもは親が思ってもいなかったことに興味を示すことがあります。書店で親が選ぶ絵本は、どうしても親の好みに左右されてしまいます。ここで紹介する月刊誌は、毎月新鮮な内容で、子どもの興味を引き出します。
子どもの年齢（成長）を考えた絵本作り
子どもの成長には個人差がありますが、行動や興味の持ち方には、各年齢で共通した点も多くあります。長年、いずれの雑誌も絵本を作り続けてきた経験をふまえ、各年齢にふさわしい内容を吟味しています。
ことばと絵の質にこだわった編集。
また月々新しく企画される絵本のため、現代の最も優れた才能が投入され、創造性に富んだ内容となっています。また、「このお話は、こどもの受けが良かったからハードカバーがでるかな？」などと予想するのも楽しいものです。
月刊予約絵本だから低価格で多くの絵本を買い与えることができます。
予約絵本で、かつペーパーバック版であるため、価格を抑えることができます。しかも内容は単行本の絵本と比べても差がありません。質の高い絵本をお求めやすい価格でお届けします。

富士山マガジンサービスで定期購読できる絵本雑誌

ここでは、富士山マガジンサービスで定期購読の申し込める絵本の雑誌をピックアップしてみました。

残念ながら、『こどものとも』『かがくのとも』シリーズは、富士山マガジンサービス取り扱っておらず、福音館の雑誌では『大きなポケット』のみ取り扱っています。
福音館の雑誌は、直接福音館のサイトから定期購読の申し込みが可能です。

■ おおきなポケットの紹介

おおきなポケット

福音館の小学生1・2年生向け月刊誌。素敵な本との出会いを小学生になっても毎月確実にお届けします。

小学生になったけれど、まだ幼い表情が残るこの時代の子どもたちに「あたたかくて、たのしくて、うつくしい本」を届けたい、そんな思いを込めて作っています。お母さんお父さんのぬくもりを感じながら一緒に物語を楽しめる「おはなしポケット」。毎月幅広いテーマを取り上げながら子どもたちの旺盛な好奇心に応える「今月のポケット」。

■ 月刊 COOYON (クーヨン)の紹介

月刊 COOYON (クーヨン)

子どもにとって本当に大切なことを考え、育児をするあなたを元気にする、まったく新しい育児雑誌です。

［月刊クーヨン］は、クレヨンハウスがお届けするオーガニックな育児雑誌です。「育児と育自（自分も育っていこう！）」をテーマに、子どもにも大人にも心地よい生き方・暮らし方を提案しています。絵本やおもちゃはもちろん、子どものからだのこと、食事のことなど、育児に必要な情報満載。また「わたしだって輝きたい」と願う子育て中の女性自身のために、タイムリーな特集、エッセイも豊富で、自分らしい子育てを望むひとにおすすめです。

■ みづゑ(みづえ)の紹介

みづゑ(みづえ)

みづゑ』は絵やものづくりの本として、2001年冬に新装刊しました。

アーティストやイラストレーター、クリエーターなど、さまざまな方に登場していただき、毎回作品の制作からものづくりへの思いなどのインタビューまでを、楽しく紹介しています。

■ ねーねーの紹介

ねーねー

ニュータイプの絵本雑誌

1995年に誕生したキャラクターがいっぱいの絵本マガジン http://www.shufu.co.jp/nene/index.html

■ 保育のひろばの紹介

保育のひろば

あなたの保育を応援します。

『保育のひろば』は，実技を中心に構成した月刊保育総合誌です。壁面飾り・手作りカード・毎月の製作の他，乳児のおもちゃ・シアターなどをカラーページで掲載しています。また，音楽リズムあそび・運動あそび・絵本の読み聞かせ・手話ソング・イラスト・書き出し文例など，日常保育にすぐ役立つ充実した内容です。

■ こどものくに　ひまわり版の紹介

こどものくに　ひまわり版

読み聞かせから、一人で本を読む楽しさを覚えはじめる頃のこどもたちに・・・。幼児の豊かな情操を育みます。

今、子どもたちにほんとうに必要なのは、心に残る「感動」という宝物です。先生やお母さん、お父さんの温かな声で読んでもらうお話の世界は、子どもたちにとってかけがえのない宝物になります。愛・希望・友情・知恵・勇気…　たくさんの宝物を子どもたちに…そんな願いを込めて、ファンタジーから昔話まで、毎月、厳選されたおはなしを子どもたちに届けます。

■ こどものくに　チューリップ版の紹介

こどものくに　チューリップ版

毎月ひとつのお話を楽しみながら、勇気や知恵、思いやる気持ちなど、子どもたちの心を育てる温かい絵本です。

人間としてのほんとうの喜びや悲しみのわかる、豊かな心は、人と人とのかかわり、心のふれあいの中で育まれていくものです。人間形成に最も大事な幼児期に、優れたおはなしを先生やお母さんがたとの心のふれあいの中で読んでもらうという体験は、子どもの心にあたたかく残ります。チューリップ版は１年12冊、バラエティーに富んだおはなしの世界を、絵を読む楽しさいっぱいの横長ワイドな画面で展開します。

■ こどものくに　たんぽぽ版の紹介

こどものくに　たんぽぽ版

子どもたちが生まれて初めて出会う絵本。もしかしたら一生心に残るかもしれない、そんな大切な一冊にふさわしいお話絵本です。

初めて本格的な絵本に出会う年齢に合わせて、見る、聞く、声に出す、そしてそれらを生活の中に取り入れる…ということを大切にした絵本です。リズミカルで心地よいことばと、心に残る絵、そして読み終わった後、子どもたちそれぞれの思いがエネルギッシュにはじけ、想像や発見を引き出し、さまざまに遊べるおはなし絵本…をモットーにしています。毎月、子どもたちの好奇心や伸びやかな感性に訴えかける絵本です。

■ しぜんのくにの紹介

しぜんのくに

評価の定まったベスト版による安定した編成で、ページごとのガイド、ポイントが幼児の指導に役立ちます。

好奇心旺盛な幼児期、子どもたちは自分の周りのさまざまな物や現象に興味を示し、それらに接することによって、考える力や感動する心を養っています。そんな子どもたちが、身近な環境に意欲的にかかわり、本物の自然とのふれあいを感動的なものにするためのひとつの指針がが『しぜんのくに』です。だから『しぜんのくに』には、子どもたちが本物の自然に親しみ、自然を愛し、自然を大切にする豊かな心を育ててほしいという願いが込められています。

■ たくさんのふしぎの紹介

たくさんのふしぎ

子どもはもちろん、おとなも楽しめる不思議の世界へようこそ！身の回りのあらゆる"ふしぎ"にせまります。

宇宙の果てはどうなってるの？風はどこからやってくるの？夢ってなんだろう？草や花、町や家、機械や鉄道、昔のこと、外国のこと……この世界にあるたくさんの"ふしぎ"に出会いましょう！日々、新しい世界への好奇心でいっぱいの子どもたちに、自分をとりまく世界がこんなにも"ふしぎ"に満ちていること、生きているって楽しいというメッセージを届けます。