おすすめ絵本 by ものぐさ父さん
ともだちや
日記の日付: 2004年11月15日月曜日日記タイトル: ともだちや （コメント| トラックバック）
 | ともだちや 内田 麟太郎      by G-Tools |
著者： 内田麟太郎 / 降矢奈々
出版社： 偕成社
さびしがりやのキツネが時間払いで「ともだちや」を始めました。クマに２００円と交換に苦手な甘い食事につきあわされたキツネが次に呼ばれたのはオオカミ。ひとしきり遊んだあと、「お代を」と頼むとオオカミからは意外なこたえが．．．
「ともだちや」から始まったシリーズも現在４冊目。我が家には、「ごめんねともだち」「ともだちや」、「ありがとうもともだち」、「ともだちひきとりや」の３冊（「ごめんねともだち」は、図書館で借りて読みました）があります。外観は恐いけど本当は心やさしいオオカミのハードボイルドさと、それを暖かく見守る「ともだち」であるキツネの心温まるシリーズです。
シリーズが進むにつれて二人の役割が確立されてきました。なお、最初と最後にでてくる脇役のフクロウもいい味を出しています。やや劇画調の画風ですが色の使い方がとてもおしゃれです。オオカミのファッションもなかなか凝っています。
おすすめ度： ☆☆☆☆★
こどもたちには、まちがいなく喜ばれるでしょう。物語としてのシンプルな面白さがあります。
対象： ３歳ぐらいから、男の子にも女の子にも。
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