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読み聞かせ(読み聴かせ)のすすめ


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読み聞かせ(読み聴かせ)のすすめ 〜本の好きな子にしたい〜
おすすめ絵本 by ものぐさ父さん

長男の誕生

日記の日付: 2004年9月27日月曜日
日記タイトル: 本の好きな子にしたいコメント| トラックバック

約8年半前、長男が誕生したときに、唯一の教育方針として考えたことは「本の好きな子」に育てること。生後半年のころには、絵本を買い与え「読み聞かせ」を実践した結果、思い通りに本の大好きな子に育ってくれました。

ハリー・ポッターと賢者の石 (1)長男が小さい頃には、今の仕事に転職する前で職場近くの社宅にすんでいたこともあり、寝る前に本を読んで聞かせてやる時間がたっぷりありました。1歳半から長女がうまれる3歳ころまでは、毎晩のように2冊3冊の絵本を読んでやったこともあり、小学校2年生の今では、振り仮名さえあればたいていのお話の本は読めるようになりました。どこまで理解しているのかは分かりませんが、ハリーポッターシリーズも2冊読み切ったようです。スポーツがあまり得意でないこともあり、本で読んで得た知識をひけらかすのが玉にきずではありますが。
長女は、長男のお気に入りも読んでやらなければならなかったこと、子供たちが寝る前に帰宅することが少なくなったこともあり、長男に読んでやったほどの冊数の本を読んであげることはできませんでしたが、本好きの長男の影響もあり、長男同様に絵本が大好きな子に育ってくれました。5歳になった今では、妹に絵本を読んでやるほどになりました。 間もなく、生後7ヶ月になる次女には、二人の絵本がどっさりあるのでまだ彼女のために買い与えた絵本はありませんが、上二人と同様に「本の好きな子」になって欲しいと願っています。

かさぶたくん では、なぜ「本の好きな子」にしようと思ったのか。僕自身は、小学校時代はそれほど多読家ではありませんでした。武者小路実篤の恋愛小説をきっかけに中学ぐらいからだんだんと小説を読むようになり、予備校時代には受験勉強が手につかなかったこともありいろいろな分野の本を読みました。それが今の自分にとても役に立っていると思えます。人間が一生のうちに経験できることは、かなり限られていますが、本を読み主人公の気持ちとなることで、実際に経験して学べる以上のことを本は教えてくれると信じています。また、小さいときにはお袋が「こどものとも」、「かがくのとも」を買い与えてくれ、とくに「かがくのとも」は、大好きでした(結局、大学では科学を先行し、メーカーの研究者を経て、現在も科学に関連する仕事をしています)。また、長男が誕生してしばらくして(もしかしたら生まれる前だったかも?)郵送されてきた「読み聞かせ」を進める絵本購入プログラムの広告も、長男を「本の好きな子」にしようと思ったきっかけの一つだと思います。幼児時代に絵本を読んで聞かせることで、理解力が高く情緒豊かな子に育つといったことが書いてあったと思います。実際に長男は、論理的に考えることができる子に、長女は気配りのできる優しい子に育ってくれたと思っています。

教育関係の職場で働く長男の友達のお母さんが言っていたのですが、「本の好きな子」は自分の空想の世界を構築でき、好きなことを見つけるとそれに没頭できる子が多いそうです。うちの息子を見ても、大好きな恐竜や昆虫などのことは一人で勝手に図鑑で調べ、絵を描くことに熱中するとほかのことに見向きもしません。僕自身は、地元の進学公立高校に入り、(一浪はしたものの)それなりの大学に合格し、卒業後は一部上場企業の研究職としての仕事を得て、学歴重視の考え方で言えば、成功している方だと思います。ただ、「今これをやらなきゃいられない」といった感覚で何かにうちこんだことはなく、なんとなく好きだからぐらいで自分の人生を選んできた気がします。子供たちには、なにか「すごく好きなこと」を見つけて欲しいなぁと思っています。
もしかすると「本の好きな子」に育てられたせいでうちの子供たちは、はたから見ると苦労の多い人生を歩むかもしれません。でも、好きなことで苦労するのならその方が豊かな人生を歩むことができるのではないかと思っています。

という訳で、この日記のカテゴリー『ものぐさ父さんの読み聞かせのすすめ』では、長男および長女に買い与え、何度も読んで欲しいとリクエストされた絵本をピックアップしていきたいと思います。長男と長女での経験なのでサンプル数が少なすぎますが、男の子の好む本、女の子の好む本、どちらも好む本といったことも過去を振り返りながら考えてみたいと思います。

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