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めざせ国立中学受験

日記の日付: 2004年10月10日
日記タイトル: めざせ国立中学校合格!コメント| トラックバック

三児の父となったので、私立中学、高校、大学の受験は経済的に厳しいいなぁと思っていた矢先、ヤマハのレッスンの間暇をつぶしていた本屋で中学受験の本を見つけました。その本で国立中学なるものがあることを知り、勉強は、そこそこできる長男には国立中学校に合格してもらうことにしました。もちろん、二人の妹の見本となってもらい、残り二人にも同じ中学校にはいってもらうという目論見です。


まずは、いかにして楽して合格してもらうかを考えました。

1.基本方針:無理はさせない。

国立中学に進んでもらいたいとは思っていますが、無理をさせるのはやめようと思っています。走るのが速い子もいれば、野球の得意な子もいますし、ピアノやバイオリンなどの音楽が得意な子もいます。勉強ができるかどうかもある程度、もって生まれた資質によると思っています。 そうはいっても、日常学習だけで合格できるほど甘くはないでしょうから6年生の一年間だけは、受験用の勉強をやらせてみようかと思っています。幸い、長男は進研ゼミの通信講座を一年早く始めているのでこれをそのまま続けさせて小学校6年生までの学習内容を6年になるまでに終えさせて6年生の1年間は、受験用の勉強をさせようと思っています。


2.なぜ公立中学ではないのか?

今の時代、有名大学に進んだからといって幸せな人生をおくれることが保証されているわけでもありません。ただ、長男は比較的知好奇心が強い子なので国立中学校のようなところに通えば、同じような子がいて良い意味で刺激しあえるのではと思っています。とはいえ、小学校低学年から必死にならなければはいれないようなら、入ってから苦労させるだけのような気がするので、無理に小さいときから受験勉強させるのもかわいそうかと思っています。ものぐさ父さんは、運が良く、あまり勉強は熱心にやる方ではありませんでしたが、一浪の末某関西の国立大学に合格できました。はいってみてわかったことですが、みんなそこそこ頭がいいにいいのですが、中に本当に「できる人」がおり、他の人たちとはレベルが違うということです。必ずしもそういう地頭の良い人たちがみんな成功しているかというと、そうでもありません。地頭がいいと自分の限界をすぐに見切ってしまい、それを言い訳にして努力ができない人が少なからずいます。特上の人や中の上の人は、なにも考えずにがんばれるところを上の下の人は「自分はここまで」と妙に悟っていて、あきらめが早いような気がします。
というわけでこどもたちには好きなことに一生懸命打ち込める人になって欲しいと思っています。


では、なぜ国立中学受験なのかというと、

まず第一に今の東京の公立中学の評判が非常に悪いこと。おそらく、教育予算の削減と現場を理解しないお役所による組織の効率化が公立教育を間違った方向に進めている原因だと思っています。

第二に、田舎と違って私立中学進学があたりまえのオプションのため公立中学校が誰もが進むコースではないこと。ものぐさ父さんの育ったところでは、中学校までに選択肢は基本的にありませんでした(一校だけ、アメリカにかぶれた自由教育を謳う、小中高一環教育の学校がありましたが)。複数の小学校からの生徒が集まってはいましたが、基本的にすんでいる場所で進学する中学校は決まっていました。高校以降は、否応なしにある特定の集団ですごすことになるので、せめて中学まではいろんな家庭のいろんなこどもたちと過ごさせる方がいいとちょっと前までは思っていました。でも、東京の場合すでに中学校ですでに選択肢が存在するので、かならずしも田舎の中学校でイメージしているものとは同じではないようなのです。

第三の理由は、これが一番大きな理由ですが、友達および先生です。伸び伸びと育てすぎたのか、もって生まれたものなのか、うちの長男は好奇心旺盛で知識を吸収する能力に長けていると思っています。ただ、いまのままではただの物知り少年でしかありません。好奇心を共感できる友達や先生、あるいは一緒に競い合うライバルの存在が長男の力を伸ばすためには必要なのではないかと思っています。いろいろな人から聞く都立の中学校の話を総合すると都立の中学校ではこの点があまり期待できないようなのです。


というわけで、別に有名大学に入学して欲しいという強い希望を持っているわけではないので、それほど無理をせずに入れるようならば入って欲しいと思っています。勉強を強制することでもともともっているよいところをスポイルしてしまうようでは、意味がありません。

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こんなこと書いたら、必死にお受験させているお母さんたちが怒るだろうなぁ。いろんな人がいろんな考え方があるということで、あまり怒らないで下さいね。 【広告】正々堂々!噂のドン・キホーテ ブランドコーナーはこちらから!
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