子育て雑記帳
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長男、急性胃腸炎にかかる
日記の日付: 2005年8月2日火曜日日記タイトル: kosodate144_050802: 長男、急性胃腸炎にかかる
来客中にお母さん(妻)から電話がはいっていたので、お客さんと接待のために外出する前に電話すると長男が調子が悪いので、早く帰ってきて欲しい、と。幸い、その日の接待は早い時間に始まって午後7時過ぎには終了したので、急いで帰宅すると最寄り駅で再びお母さんから電話。吐いたので夜間診療所に連れて行って欲しいと。車で夜間診療所まで連れて行って、当番医の小児科の先生に診ていただきました。
症状としては、吐き気とむかつき、それに少し頭が痛いようです。熱はなく、お腹が痛いというわけでもないよう。症状を説明した後、聴診、お腹の触診を終え、診断は急性胃腸炎の可能性が高いとのことでした。ウィルスや細菌によって引き起こされる胃や小腸の炎症です。頭痛と吐き気という症状から考えられる最悪のケースは、髄膜炎とのことですが、その場合は首の後ろがこわばったり、手や足に痛みや麻痺が生じるのでその可能性は低い、とのことでした。
座薬のナウゼリン(吐き気止め)と飲み薬のビオフェルミン(整腸剤)を1日分処方していただき、帰ってきました。
お風呂にはいってさっぱりしたら、楽になったようなのでたいしたことはないかもしれません。昔は、こんなことでわざわざ夜間診療所に連れて行かなくてもいいという考えでしたが、それでお母さんが安心するのならそのために連れて行くんだと割り切っています。やっぱり子育ての主体は、母親ですからね。
Google でヒットしたこどもの病気・急性胃腸炎によると、心因性のものもあるとのこと。その辺がちょっと気がかりですが、先生曰く、おそらくウィルス性のものでしょう、と。しばらく、数日は症状が続くという経過をたどることが多いようです。
急性胃腸炎
[原因]
急性胃腸炎はウイルスや細菌が原因で胃や小腸に炎症を起こす病気です。
細菌やウイルスの他に代謝異常やアレルギーが原因になったり、心因性のものもあります。
ウイルス性の急性胃腸炎はロタウイルス、アデノウイルス、エンテロウイルスなどのウイルスが原因となって起こります。エンテロウイルスは夏場に多く、それ以外は主に冬場にみられます。
感染してから発病するまでは一般に2〜5日かかります。細菌性の急性胃腸炎はキャンピロバクター菌、ブドウ球菌、サルモネラ菌、腸炎ビブリオ、ボツリヌス菌病原性大腸炎、赤痢菌などの細菌が原因で起こります。
夏場に多くみれら、感染してから症状があらわれるまでの時間は病原菌の種類によって異なります。
[症状]
ウイルス性急性胃腸炎
ウイルス性の場合、突然に食欲がなくなり、下痢を起こしたり、吐いたり、腹痛を訴えたりします。
吐いたあとに下痢をすることが多いのですがなかにはおう吐と下痢を同時に起こす場合もあります。
便は水のようになり、粘液が混じってねばねばすることもあります。細菌が原因の急性胃腸炎よりも症状は軽いようです。
細菌性の急性胃腸炎
ウイルス性の急性胃腸炎より症状が重く、下痢、吐き気、おう吐、腹痛、発熱などの症状が出ます。
便には血液が混じることが多く、なかには膿のようなものが混じることもあります。[ママへ]
乳幼児は症状が重くなりやすいので下痢やおう吐があった場合は早めに受診しましょう。
なかでも、脱水や血便がみられたらすぐに受診しましょう。尿の量が減る、ぐったりしている、うとうとしているなどの症状があるときは脱水を起こしている可能性がありますので早めの受診が必要です。
食欲が落ちることもありますができるだけ水分を補給するように心がけて脱水にならないように注意しましょう。日頃から台所を清潔にし、手洗いを行い、食べ物はなるべく熱をとおすようにしましょう。
こどもの病気・急性胃腸炎より抜粋