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子育て雑記帳
親ばか
日記の日付: 2004年12月8日水曜日日記タイトル: 親ばか （コメント|トラックバック）
長男が通っているそろばん教室の選手に選ばれました。今週の土曜日には大会が開かれるそうです。そろばんを習っていなかったものぐさ父さんは、小さいとき「そろばんなんて習ったって何の意味もない」と思っていましたが、いざ自分の息子が選手に選ばれたと聞くとうれしいものです。昔、大学に出向していたときに同僚が「親が親ばかにならなくて誰が親ばかになるんですか」と自信をもって言っていたのを思い出します。三児の父となった現在、その言葉に完全に同意できます。
こつこつとまじめに一歩ずつ人生を歩んできたおかあさんは、僕がこうやって喜んでいると、「身びいきが強い」とたいていは冷静です。今回も、「みんな選手になるんじゃない？」と。一方、ものぐさ父さんは「うちの息子は天才じゃなかろうか」と思ってしまいます。
親が子供にしてやらなくてはいけないと思っていることの一つは、こどもの可能性を信じ、たとえ小さい成功であっても大げさに喜んでやることではないかと信じています。
さて、きのう見つけたまーまいんさんのブログに「知の翼」の保護者用雑誌に載っていたという藤原正彦先生のこんな言葉を紹介されていました。先生のお子さんがまだ小学生の頃に心がけていたことは？という質問に対する回答です。引用させていただくと、
「くだらないことで毎日叱り小言を言うことですね。
そして時々、本質的なことでものすごく褒める。
最近の親たちは子どもにおもねて、あまり叱らないでしょ。
でも家庭では親が子よりえらいに決まっています（略）」
後半の部分は、いつも思っていたことですが、前半部分つまりどうでもいいことでいつも叱りつけることも確かに重要かもと妙に納得してしまいました。うちのお母さんも含めて、世の中のお母さんは、前半の部分が得意ですが後半の部分がかけているような気がします。一方、お父さんたちは仕事にかまけて前半部分が不十分。お母さんにまかせっきりかも。あんまりほめてばかりでも、ありがたみがなくなってしまいますから。
そういえば、うちのこどもたちもたまにお母さんに褒められるとすごくうれしそうです。
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