子育て雑記帳

【広告】アップル

表題のアップルですが、果物のりんごのことではなく世界で最初のパーソナルコンピュータを作ったアップルコンピュータのことです。

後輩の勧めで当時マッキントッシュとしては破格の値段で発売が開始された最初の CD-ROM ドライブ内蔵型マッキントッシュ LC-520 を購入して以来、Color Clasic II、PowerBook 520、LC-570、iMac revision B（これは、お母さんが購入）、PowerMacintosh B/W、PowerBook 12 inch と7台のマッキントッシュを購入しました。さらに会社でいらなくなった PowerMacintosh 7200 ももらってきたりして、今でも家には4台のマッキントッシュがあります。

というわけで典型的なマッキントッシュ好きのマッキントッシュユーザーとしてマッキントッシュの噂サイトは、毎晩欠かさずチェックしています。さて、初代の iPod が発表されたときのことです。今回の iPod nano の発表と同様に、スペシャルイベントが行われ、事前にプレス関係者に招待状が送られていました。当然、マッキントッシュの噂サイトでは何が発表されるかの噂で持ちきりでした。不発に終わったものの、その後の PDA に多大な影響を与えたニュートンという新書版より大きな PDA の後継機種が発表されるのではないかと、多くの人が期待されていました。ところが発表されたのは単なるハードディスク内蔵の MP3 プレイヤー。当時、多くの人ががっかりしたものです。ところが、その優れたユーザーインターフェイスで多くのユーザーを引きつけ、あれよあれよという間にトップシェアを誇るデジタルミュージックプレイヤーの座に登り詰めました。アップルの快進撃は、ここでとどまらず8月に日本でもオープンした iTuens Music Store を開始し、これまた音楽の電子販売なんか売れないというそれまでの常識を打ち破ってきました。

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このシナリオがどの時点でどこまでを考えて立てられたのかは、想像の域をでませんが、陣頭指揮をしていた現 CEO のスティーブ・ジョブズの頭の中には、iTunes Music Store 辺りまでは頭に描いて進めていたような気がします。実際、初代 iPod が発売される何ヶ月か前には、iPod を使うのに必須な iTunes の最初のバージョンがリリースされており、すでに iTunes Music Store での楽曲の発売を意識したデザインでした。

何年かすると、このあたりの現実がどうだったのかの暴露本がでるでしょう。今から楽しみです。

もうみなさんご存知でしょうが、iPod の最新モデル『iPod nano』が登場しました。なんと 4GB のフラッシュメモリー内蔵タイプでも 30,000 円を切るという破格のお値段。ちなみにどれくらい破格かというと、このサイズのただのフラッシュメモリーだけでもこの値段では到底買えません。あれだけの台数を売る iPod を擁するアップルとフラッシュメモリーのトップシェアを握る Samsang のタッグでしかなし得ない価格とか。Samsang は、例えアップルに原価で売っても、量産効果で競合企業がまねできない価格でフラッシュメモリーを売ることができるので、両社持ちつ持たれつの関係なんだそうです。かわいそうなのが2番手の東芝。必死で同じ価格で売ってついていかなければなりません。